スケッチブックを持ったまま

ゆっくり ゆっくり あるいてこ

大地サイクリカvsジョバンニ

対面解説
リストはそれぞれこれを想定
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殿堂ゼロ 青緑t赤 大地サイクリカ』【19d01e87188621827d2fcc8219ce560e】
3 x 奇天烈 シャッフ
3 x ドンドン吸い込むナウ
4 x 蒼狼の始祖アマテラス
4 x 龍素記号Sr スペルサイクリカ
1 x マーシャル・クロウラー
2 x 温泉 湯あたり地獄
1 x シビレアシダケ
1 x 幻緑の双月
2 x 霞み妖精ジャスミン
2 x 桜風妖精ステップル
4 x フェアリー・ライフ
2 x 原始 サンナップ
4 x 母なる大地
1 x マナ・クライシス
2 x レインボー・ストーン
2 x ライフプラン・チャージャー
2 x 次元流の豪力

1 x 時空の踊り子マティーニ舞姫の覚醒者ユリア・マティーナ
1 x 時空の戦猫シンカイヤヌス/時空の戦猫ヤヌスグレンオー
1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
2 x ブーストグレンオー/激竜王ガイアール・オウドラゴン
1 x 光器セイント・アヴェ・マリア/豪遊!セイント・シャン・メリー
1 x タイタンの大地ジオ・ザ・マン/貪欲バリバリ・パックンガー
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン



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殿堂ゼロ 白赤ジョバンニ』【7011a9f972630242950255e7a790dbd7】
2 x グローリー・ストーン
2 x クルトの気合釣り
4 x ロジック・サークル
3 x 制御の翼 オリオティス
4 x 天雷王機ジョバンニX世
2 x ライト・ゲート
4 x オリオティス・ジャッジ
3 x スチーム・ハエタタキ
4 x ドリル・スコール
4 x 勇愛の天秤
1 x ジャジー・トランパー
1 x ネクスト・チャージャー
3 x 爆鏡 ヒビキ
3 x 超次元ムシャ・ホール

1 x ブーストグレンオー/激竜王ガイアール・オウドラゴン
1 x 流星のフォーエバー・カイザー/星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 激天下!シャチホコ・カイザー/絶対絶命ガロウズ・ゴクドラゴン
1 x 時空の指令 コンボイ・トレーラー/司令官の覚醒者 コンボイ
2 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 超時空ストームG・XX/超覚醒ラスト・ストームXX


相性は大地サイクリカ6ジョバンニ4くらい。
一見ヒビキの存在からジョバンニが有利そうに見えるがそうでもない。

この対面で大地サイクリカ側は、ループを狙うのではなくシャッフを絡めたビートプランで相手を殴り倒すことを狙うことが多い。
ジョバンニ側には、5マナで出された1宣言のシャッフを退かす方法がジャジー・トランパーとムシャ・ホールしかなく2枚目のシャッフを引かれてしまうとそのまま押し切られてしまう。

それに対してジョバンニ側が、どうシャッフを上手く処理するか、シャッフが出される前にロックを完成させるかが勝利の鍵となる。

基本的に先手有利。ただそれ以上に引きが大事。

【ジョバンニ側】
勝ちルートとして
①先手最速ジョバンニスコールロックで4マナまで行かせない
②ヒビキ+シャチホコ(ムシャホ)で簡易ロック
の2種類がある。

先手最速ジョバンニスコールだけで、大地サイクリカ側がブースト→ブーストしない限りシャッフがでない3マナで止まり簡易ロックが完成する(①のルート)

しかし、大地サイクリカ側が2枚目のブーストを持っている場合、スコール1枚だけの返しでは4マナまで伸びシャッフ1宣言からこちらの動きも止まってしまう。
また、2コスブーストがアシダケ系やステップルなどのクリーチャーの場合、母なる大地経由から3マナでもシャッフが出てくる。

先手最速決めても、油断せずに相手の手札、マナ、場を見てサークルから適切なカードを拾ってきたい。
追加の2枚目のスコール、マナ差を埋めるグローリー・ストーン、4までなんとかたどり着いて出されたシャッフをすぐ切り返せるようにジャッジかトランパー、場に出されたアシダケ系やステップルを除去するハエタタキ辺りが優先するサーチ先であろうか。
優先順位は一概には言えないが、スコール≧トランパーorジャッジ>ストーン>ハエタタキ
特にジョバンニスコールの返しにブーストされた場合、サークルの回収先はジャッジorトランパーと言ってよい。


また、先手であれば最速ジョバンニスコールできなくともヒビキが相手の4の動き、ライプラやレインボー・ストーンに間に合い大幅に遅延してくれる(②のルート)
大地サイクリカは母なる大地を使い回す無限ループデッキのため、基本的にヒビキが立っているとループすることはできない。

ヒビキを出されると大地サイクリカ側は、ミランダ(ブーグレ)でヒビキを処理するか、ループを半ば諦めてシャッフを絡めたビートプランを取ってくる。
前者の場合、相手の手札次第ではループに入られてしまうが、後者のシャッフを絡めたビートプランにはムシャホールが突き刺さる。
シャチホコ+ヒビキの盤面までできると前述のヒビキ対策で積まれているミランダ(ブーグレ)から崩されてループに入ることは少なくなりシャチホコのパワーラインで後から出てくるシャッフを牽制できる。

このルートを取る際に留意しておくことは、マークロの存在であろうか。
マークロを使ったループの場合、処理が途切れないためヒビキを貫通する。基本的に1枚、レインボー・ストーンから引っ張ってくる前提のカードであるが、ヒビキで落とせる時は優先的に落としていきたい。また必要なマナがアマテラス始動の時の6に対して、7と1増えてるのはジョバンニを引いてロックする際には意識しておきたい。


後手の場合、最速ジョバンニスコールやヒビキも、ライプラやレインボー・ストーンの4の動きの後になるため非常に厳しい戦いとなる。
相手が先手の分、ハンドの枚数が1枚少ないのでヒビキを立てて遅延しながらシャッフを絡めたビートプランにはムシャホールを合わせてリソースを断ち切っていきたい。

大地サイクリカ相手に、先手でジョバンニを引けてない時にスコールを唱えて自分のリソースを削るのは悪手だと感じる(前述のようにヒビキからの制圧ルートもある他、ジョバンニを引く時間を稼げる一方で、相手にもシャッフを引く時間を与え、ジョバンニが通っても除去やヒビキを切って唱え手札に戻ってきたスコールがシャッフで唱えられない状況が起きる)が、後手の場合、こちらは1枚増えた手札は転換しにくい、相手は手札が1枚少なくマナ置きから窮屈なため、1t目や2コスブーストの返しのスコールは刺さりやすくテンポも崩しやすい。
また、大地サイクリカはブーストするデッキなので先手でも後手でもグローリー・ストーンが輝くが、特に後手の場合は手札を転換しやすくなるため強い。

あと述べるとしたらジョバンニスコール返しシャッフで1宣言された返しにネクスト・チャージャーでスコールが山に帰るの恐れないことだろうか。前述のようにヒビキを立てればループは止まるためシャッフを処理できるムシャホやヒビキを引っ張っるのを優先したい。


【大地サイクリカ】
勝ちルートとして
①シャッフ1からクリーチャー並べてビートプラン
②ヒビキを貫通するマークロループ
の2種類がある。

この対面は基本的に①のルートを狙うが、相手の動きが鈍かったりこちらのハンド次第では②を含めたループルートを狙う。

ヒビキは厄介な存在であり対策としてミランダ(ブーグレ)2マークロ1を取ってるが、ライプラやレインボー・ストーンなど絡めないとしっかり合わせるのは厳しい。
先手の場合、その2種のカードはヒビキやジョバンニスコールに間に合う(グローリー・ストーン→スコールの動きをされない場合)が、後手だとヒビキやジョバンニスコールが間に合うため、ヒビキだとレインボー・ストーンが機能停止し、ジョバンニスコールだとライプラも含めた4コス呪文が使いにくくなるため、先手の場合ループ「も」狙う、後手の場合シャッフビート狙いになるだろうか。

マナ置きに関しては、先手の場合スコールの事を考えて、後手の場合最速ジョバンニスコールを考えて2コスブーストを2枚キープすることだろうか。

シャッフを気合いで通したり相手が最速できなかったりするところっと勝ててしまうためあまり語ることはない。

とにかく先行最速されないことを祈るゲーム


【構築の改善案】
・大地サイクリカ
今の構築がメタカードやウィニーを並べてくるデッキを意識した湯あたり2になっているので、この枠を1枚ライプラ、ヒビキが居てもマークロをサーチできる力銅、純粋にシャッフを増やすなどにすると劇的に勝率は変化しないでも最速絡み以外の接戦で取れる試合は増える。

後は次元のザマン→パックンだろうか。シャッフを絡めたビートプランの時、ミランダを展開する際ムシャホケアでリュウセイを出すとジャッジがケアできないことが多いためパックンだとケアしやすい。
またジョバンニは低コストの呪文を連打するためリュウセイよりも重く感じやすい。

他にもヒラメキを取るなどしてループのルートをマークロに寄せるとか一応ある。


・ジョバンニ
構築全体を大地サイクリカに寄せてるため大地サイクリカを見るなら特に変えるところはない。ヒビキはシャッフビートの時は複数引いても腐り2体立っててもマークロループには無力なため1枚引ければいいと3にしたが、3t目までに絶対に引きたいやミランダの除去からのループルートを恐れるならハエタタキ1をヒビキ4枚目だろうか。

ライダーズは狙ってマークロを落とすことができるが4枠を取ってしまうのに対して仕事がそれくらいしかないため(ライダーズ+ジャッジは5マナ必要で見えていれば6マナまで伸ばすため基本的に通らない)この構築では不採用。

ジョバンニ側も強化されたジョーカーズやビートジョッキーなどのアグロ系や通ってしまうとデッキが機能停止してしまうオーリリアを使うキクパトなど敵が多いため安易に大地サイクリカに枠を取り辛い。

ハエタタキはキクパトのキクチカレイコ、ジョーカーズのチョコットハウスやヤッタレマンなど場に残して置くと厄介なカードやデッキに強く、オリオティスはヘブンスフォースから飛んでくるオーリリアや成長・ビートジョッキーなどの大型を絡めてくるアグロ系に強い。


・おわりに
最初に大地サイクリカ6ジョバンニ4と書いたが自分で回しててジョバンニ側のプレミを拾ってるシーンが多いため(それはそう)詰めていくと5:5くらいになるのではないだろうか。

ただ殿堂ゼロのジョバンニはジョバンニをどれだけ最速で引けるかどうかにかかってる試合が多いので短期的に見れば勝率のぶれ幅は大きい。のでこの数字も体感くらいでしかない。

殿堂ゼロはやってみると意外に考えることは多くて楽しいので皆さん是非やりましょう